「父の晩酌は、続けられますか?」/入居相談の現場から
最近、ご本人様だけでなく、ご家族様からホームへのお問い合わせをいただく機会が増えています。
その中で、見学の際によく聞かれるようになった質問があります。
「父は晩酌が好きなんですが、レストランでお酒を飲んでもいいんですか?」
「母は服にこだわりがあるんですが、好きな服を着て過ごせますか?」
料金や介護体制についてのご質問に混じって、こうした「日々の暮らし」について聞かれることが意外と多いのです。
もちろん、お酒については、お身体の状態や服薬状況、医師の指示などによって控えていただく場合があります。健康上問題がなければ、お食事と一緒に楽しんでいただくこともできます。
服装も、ご本人のお好きなものを。
お気に入りの洋服を選んだり、アクセサリーを身につけたり。これまで大切にしてこられたおしゃれを、ホームに入ったからといってやめる必要はありません。
こうした質問を伺っていると、ご家族が本当に知りたいことは、設備やサービスだけではないのだと感じます。
「ここに入ったら、父や母は今まで通りに暮らせるのだろうか。」
晩酌をする。好きな服を着る。出かけたい日に出かける。
一つひとつは何気ないことですが、その人らしさは、案外そんな日常の中にあるのかもしれません。
ホームをご見学される際には、ぜひ「こんなことまで聞いていいのかな」と思うようなことも、相談員に聞いてみてください。
私たちも、料金や介護のお話だけではなく、その方がこれまでどんな暮らしをされてきたのかを伺いながら、新しい住まいでの暮らしを一緒に考えていきたいと思っています。
※飲酒については、お客様の健康状態、服薬状況、既往症・疾病、医師の指示等により、控えていただく場合がございます。詳しくはスタッフまでご相談ください。

