理想のシニアのライフスタイル!アクティブシニアについても解説

「退職して、一区切りがついて、さてこれからどうしていこうか」と、新たなライフスタイルに思い悩む方もおられるでしょう。理想とされるシニアのライフスタイルとはどういったものなのでしょうか。最近耳にする機会も多くなったアクティブシニアについてもあわせて紹介します。


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シニアのライフスタイルは多様化している

ここ何十年かの間で、日本人のライフスタイルは大きく変化しました。ご自身の若いころと現在とでは、ずいぶん生活が変わったと感じられているかもしれません。

日本人全体のライフスタイルが変化したのと同様に、シニアの生活も大きく変化しています。ひと昔前よりもさらに、多様化しているのが現代のライフスタイルです。

実にさまざまなタイプに分けることができますが、大きく区分すると、シニアのライフスタイルには以下のような傾向が見られます。

閉じこもりがちなライフスタイル

関心ごとが少なく、流行などにも無頓着で、行動範囲が狭いタイプです。定年後のシニアというよりは、仕事中心で自身の趣味に関心の少ない50代後半に多いとされています。

余裕があり満足度の高いライフスタイル

金銭的に余裕があり老後の資金設計も十分で、現状の満足度も高いタイプです。金銭的な不安がなく、幸福度の高いライフスタイルといえるでしょう。70代以上、特に男性に多いといいます。

健康に積極的なライフスタイル

それなりに余裕があり、健康や美容に関心が高く、さまざまなことに興味をもつタイプです。行動派で女性に多いとされています。

将来に不安も残る積極型のライフスタイル

ほかのどのタイプよりも意欲的、活動的で、人との交流が盛んな人も、将来の生活に経済的な面で不安を抱えているタイプです。働くシニアに多く見られます。

不安型のライフスタイル

人との交流が少なく、将来の経済的な不安を抱える人が多いタイプです。ほかのタイプと比べて単身者や60代前半未満の女性に多いとされます。

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理想のシニアのライフスタイルとは

多様化したシニアのライフスタイルにはどのようなものがあるか紹介しましたが、自ら進んでそれぞれの生き方を選択しているとは限りません。理想とは異なるライフスタイルを送る方もおられます。

それでは理想の生き方とは何か。参考として、一般的に理想とされるシニアのライフスタイルをここでは紹介します。

みんなが理想とするライフスタイル

多くの人が理想としたのが、以下のような生き方です。

■経済的な余裕がある
多くの人は経済的なゆとりがある老後を理想としています。人生100年時代といわれる現代。健康寿命が延び、退職後の人生も長くなっているからこそ、経済的な不安要素はできるだけ取り除いておきたいものです。

■悠々自適で話し相手のいる生活
特に65歳以上のシニアでは、時間に追われない悠々自適な生活、話し相手のいる生活を望む人が多いといいます。仕事に育児に、さまざまなしがらみから解放される時期だからこそ、自由に過ごしたいと願う人が多いのでしょう。

■健康でいる
悠々自適な生活も健康が維持されてこそ理想どおりに実現するもの。健康に過ごしながら生きがいとなるものに取り組みたい、いつまでも若々しく見られたいと、健康的なライフスタイルを理想とするシニアは多いです。

理想のライフスタイルを送るためにできること

経済的にゆとりがあって、健康で悠々自適、人との交流があるライフスタイルを理想にするシニアは多いようです。しかし、いくら理想をもっていても実現できるかどうかは別の話。

理想のライフスタイルを送るために今からできることは何でしょう。大切なのは、早い段階で健康やお金に目を向けることです。

■健康の自己管理をする
老後の健康は、日々の生活習慣が大きく関係します。これまで以上に、バランスの良い食事を摂るようにする、運動を適度に取り入れる、休めるときはゆっくり休むなど、健康を意識した生活を送り、自己管理を徹底するようにしましょう。

また、健康は体だけでなく心も健康であることが大切です。心が疲れないようにご自身の状態を知って、心の負担を軽くするような工夫もしていく必要があるでしょう。

■お金の自己管理をする
2016年の平均寿命は、男性89.98歳、女性87.14歳。今後も日本の平均寿命は延び続けると予想されています。2050年の予想は、男性84.02歳、女性90.40歳です。
出典:「平成30年版高齢社会白書」平均寿命の推移と将来推計より(内閣府)

全体的に寿命が延びていることもあり、長い将来を見据えた資金設計が重要性を増しています。年金や定年後の収入で何とかなると簡単に見とおさずに、必要な分をしっかり貯蓄しておくことが大切です。

特に多くのシニアが理想とするゆとりのある生活を目指すなら、将来の生活資金だけでなく、自己実現のための資金分も加算してお金を用意しておく必要があるでしょう。

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アクティブシニアのライフスタイルに注目が集まっている

ここまで理想的なシニアのライフスタイルについて紹介しましたが、理想的な第二の人生といえば、アクティブシニアの生き方にも近年注目が集まっています。

そもそもアクティブシニアとは何か、ライフスタイルにはどのような特徴があるのでしょうか。アクティブシニアのライフスタイルについてまとめましたので、今後の参考にしてみてください。

アクティブシニアとは

アクティブシニアとは、だいたい65~75歳の団魂の世代を指すことが多いです。しかし前期高齢者のすべてがアクティブシニアというわけでなく、特に活動的で意欲の高いシニアを指します。日本の高度経済成長期に青春を迎えた人が多く、消費や健康意識に対する傾向が特徴的です。

■アクティブシニアの消費傾向
アクティブシニアは、現役時代、消費を引っ張ってきた世代でもあります。そのため、第二の人生を楽しもうと、趣味や旅行、ショッピングにお金をかける傾向が高いです。

■アクティブシニアの健康志向
活発なライフスタイルを続けるには、健康を維持することが大切です。そのため、活動的なアクティブシニアの健康意識は高く、健康食品など健康志向の消費も見られます。また、健康食品やグッズだけでなく、スポーツなど体を動かすことの意識も高いです。

アクティブシニアの生活

日常の意識だけでなく、普段のライフスタイルにも、アクティブシニアらしさが表れています。特に顕著なのが、自分の価値観に基づいて行動し、興味があることには積極的に参加していることです。

■自分の価値観を大切にするアクティブシニア
高度経済成長期を強く生きてきたアクティブシニアは、定年後も夢や目標をもつことを忘れず、自分の価値観や信念を強くもって行動します。

実にハツラツとした生き方で、これからのライフスタイルに悩んでいる方にとって人生の楽しみ方の参考になるでしょう。自分の目標や夢のためにお金を使い、さらに人生を充実させている人も多いです。

■興味のあることに取り組んでいる
ただ思い描くだけでなく、実際に行動にうつして自己実現している人もアクティブシニアのライフスタイルの特徴といえるでしょう。

趣味や旅行など楽しいと思うことに積極的な人もいれば、自分の経験やスキルなどを次世代に伝えたい、誰かの役に立ちたいと考える人も多く見られます。いずれも思い立ったら、実際に行動にうつすのがアクティブシニアの特徴です。

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ロングライフで自分に合ったライフスタイルを送ろう

元気なうちから入居ができるロングライフの住宅型有料老人ホームは、アクティブシニアの方にもおすすめです。さまざまなイベントが開催されるので、刺激のあるセカンドライフを楽しむことができます。医療機関との連携で、介護が必要になったときも安心です。

また、入居者様がもっと元気に輝けるよう、ロングライフでは「ヘルス&ナチュラルビューティ」の新しいコンセプトを立ち上げました。

ヘルス部門、スポーツ部門、ビューティ部門の3つの分野でシニアのライフスタイルを応援するプロジェクトで、3人の有識者監修のセミナー、ヘルスプログラムなどを提供しています。
(※なお、ヘルス&ナチュラルビューティは、2020年3月にはじまったプロジェクトのため、一部対応していないホームもあります。今後、全ホームで展開する予定です。)

ロングライフで、自分に合った、自分好みのライフスタイルを実現してみませんか。

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まとめ

人生100年時代も現実味を帯びてきた現代、シニアのライフスタイルも多様に変化してきました。第二の人生を考えるなら、自分の思い描く未来を実現できるような生活スタイルに変えていくことが大切です。ロングライフでは、シニアの多様な生活を応援します。

※こちらの記事は、2020年5月22日時点の情報をもとにした記事です。

№2005-10